インナードライ肌に乳液はいらない? その誤解とヒト型セラミドで変わるケア

インナードライ
  • 乳液をつけるとベタつくから嫌だな
  • テカるから、乳液いらないんじゃない?

そう感じて、スキンケアの最後に「乳液を省く」人、とても多いんです。

でも、実はインナードライ肌こそ乳液が必要

うるおいを閉じ込める「フタ」がないと、乾燥とテカリの悪循環が続いてしまいます。

とはいえ、重たい乳液は使いたくないですよね。

そこで注目したいのが、「ヒト型セラミド」

ヒト型セラミド配合のスキンケアアイテムを使うことで、うるおいを少しずつ取り戻し、テカリが気にならない肌へ整えられていきます。

この記事では

  • なぜインナードライ肌に乳液が必要なのか
  • テカりと乾燥の根本原因は「セラミド不足」
  • うるおいを守るヒト型セラミドケア

を、わかりやすく紹介します。

「乳液は苦手だけど、乾燥は何とかしたい」

そんな方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

乳液は必要!乾燥から肌を守る大切なフタ

「ベタつくのに、肌の中はつっぱる」

これ、インナードライあるあるですよね。

だから、乳液は最小限にしてしまう――

その気持ちもわかりますが、「乳液はいらない」と思っている人ほど、実はいちばん乳液が必要な状態なんです。

乳液を必要以上に少なくすると、下の図のように、乾燥 ⇄ ベタつきの悪循環がずっと続いてしまいます。

乳液で水分を逃がさない

インナードライ肌の悪循環を止めるには、乳液が欠かせません。

では、乳液にはどんな役割があるのか――

たとえば、みずみずしいリンゴを思い浮かべてください。

あのツヤツヤした皮は、実の水分をしっかり閉じ込める「天然のフタ」です。

しかし、皮がなかったら、時間が経つうちに水分が逃げてパサついてしまいますよね。

人の肌もまったく同じで、フタ(乳液)がなければうるおいを失うのです。

つまり、乳液で正しくフタをすることで、肌は「水分が戻ってきた!」「もう皮脂を出さなくていいんだ」と安心し、過剰な皮脂分泌が落ち着きます。

これが、インナードライ肌の悪循環を止める乳液の役割なんです。

でも乳液がベタつく理由

それでも、「乳液ってベタベタして苦手…」と感じる人は多いですよね。

実はそのベタつきも、肌の状態や使い方が関係しています。

たとえば、新しく買った乾いたスポンジに食器用洗剤を垂らしても、なかなか吸い込まれませんよね。

肌も同じで、水分不足のまま乳液を塗ると、油分だけが浮いてしまい、ベタつきの原因に。

ポイントは、

  • 化粧水でしっかり肌をうるおわせた後に
  • 乳液を手のひらで温めてから「薄くのばす」こと

つまり、「乳液でベタつく」のではなく、

「水分が足りていない肌に、乳液を重ねてしまっている」ことが問題なんですね。

インナードライ肌の原因は「セラミド不足」にあった

「じゃあ、化粧水をたっぷり塗ったあと、乳液を塗ればいいんだね!」

と思った方、ちょっと待ってください。

それだと、肌の乾燥はなかなか良くならないかもしれません。

そもそもインナードライ肌の原因って、みなさん「乾燥」だと思っていませんか?

実は「乾燥」は表面的な原因で、根本的には「水分を抱え込む力」そのものが弱まっていることが原因なんです。

そのため、いくら外からうるおいを与えても、

うるおいを抱え込むチカラ=セラミドが不足していると、肌はすぐにカラカラになってしまいます。

なので、高保湿のスキンケアアイテムをお使いの方は残念ですが、

肌にセラミドが足りていなければ、どんなに高保湿な化粧水や乳液を使っても、うるおいは逃げてしまうのです

セラミドとは?│肌のうるおいを守る「接着剤」

まず、肌の構造を見てみましょう。

肌の構造をイメージすると、次のようになっています。

  • 皮脂膜
    肌表面を守る「うるおいのフタ」
  • 角質層 ← ここが重要!
    水分をためる「スポンジのような層」
  • 真皮
    ハリや弾力を生み出す層

つまり、角質層にきちんと水分をためられれば、乾燥しにくい肌になるということ。

角質層は「レンガの壁」のような構造をしています。

そこには角質細胞やセラミドがあり、たとえるなら

  • 角質細胞 → レンガ
  • セラミド → 接着剤(セメント)

このセメント役のセラミドが十分に満たされていると、丈夫なレンガの壁ができます。

すると、風(刺激)や乾燥(湿度変化)にびくともしない=うるおいを保てる肌になるのです。

インナードライとセラミドの関係

しかし、インナードライ肌の人は、セメントであるセラミドが足りていないことが多いです。

つまり、レンガの壁にすき間ができてしまい、

  • 外側から化粧水で水分を入れても蒸発
  • 内側の水分も、すき間から蒸発

と、ダルブパンチで乾燥が加速してしまいます。

だからこそ、セラミドをしっかり補って「壁のすき間」を埋め直すことが、インナードライ肌を変えるためのカギになります。

ただし、一言で「セラミド」と言ってもいくつか種類があります。

その中で私がおすすめするのは「ヒト型セラミド」。

次に、なぜヒト型セラミドがおすすめなのか、その理由を解説していきます。

「ヒト型セラミド」ってなに? │双子構造で肌になじむ

セラミドは肌にとってかなり大切な成分です。

それに、セラミドが減っていても大丈夫。

セラミドを補う方法は簡単です。

ズバリ、「外側から入れるだけ」

ただし、間違ったセラミドを選んでしまうと、どんなに補っても変化がないことも。

では、セラミドにはどんな種類があるのか。

それは次の4つです。

  • ヒト型セラミド
  • 天然セラミド
  • 植物性セラミド
  • 合成セラミド

この中でも「ヒト型セラミド」は、人の肌にもともとあるセラミドと近い構造をもっています。

つまり、

肌が「自分のもの」と認識して、なじみやすい

これがヒト型セラミドの最大の特徴です。

たとえるなら、

  • 他のセラミド → なんとなく「似ている」存在
  • ヒト型セラミド → 「まるで双子」のような存在

セメントがスカスカになっている部分を泥で補強しても、泥は水分が飛んで土になり、接着剤の意味を果たしませんよね。

それと同じで、人の肌にもともとあるセラミドに近ければ、スッとなじんで水分をためるチカラも整ってきます。

各セラミドのなじみやすさは、以下のとおりです。

セラミドの種類主な特徴肌へのなじみやすさ
ヒト型セラミド・人の肌と同じ構造
・角層になじみやすい
★★★★★
天然セラミド・馬や牛などから抽出
・高保湿だが高価
・安全性に課題あり
★★★★
植物性セラミド・米や小麦など由来
・比較的低刺激でコスパは良いが保湿力はやや劣る
★★★
合成セラミド・化学的に作られた類似物
・保湿力は弱い
★★

インナードライでお悩みの方は、ぜひ「ヒト型セラミド」配合のスキンケアアイテムを使ってみてくださいね。

入れたセラミドが台無しに!?NGスキンケア4選

せっかくセラミドを補給しても、それを減らすNGケアをしていたら、いつまでもインナードライに悩まされてしまします。

インナードライを長引かせてしまうNGケアは、次の4つ。

NGスキンケア
  • 洗顔のしすぎ、強くこする
  • 洗浄力の強すぎるクレンジング・洗顔料を使う
  • 過剰な保湿
  • アルコール成分の多い化粧水を使う

インナードライ肌を根本から変えるには、「壊さない」ケアも大切です。

ヒト型セラミドの効果を最大限に発揮するためにも、まずは今日からNGケアを手放すことから始めましょう。

そして、肌を守るためにおすすめのケアは、

うるおいケア
  • 洗顔は1日2回までが目安
  • 肌を強くこすらない
  • 「必要な分だけ保湿」を意識する
  • アルコールフリー、または低刺激設計のものを選ぶ

いきなり全部は難しいと思います。

なので、できるところから少しずつでも意識してみてください。

すると、「あれ?肌の調子がいいかも」と、はっと気づく瞬間がくるはずです。

おすすめ商品│ETVOS(エトヴォス)「アルティモイストライン」

「じゃあ、どの商品がおすすめなの?」

「“ヒト型セラミド配合”と言っても、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」

という方も多いですよね。

私がインナードライ肌の方におすすめするのは、ETVOS(エトヴォス)の「アルティモイストライン」です。

ETVOSはミネラルメイクや敏感肌向けアイテムで知られる信頼ブランド。

アルティモイストラインはその保湿サイエンスを応用したもので、長年の研究実績に裏打ちされた設計という安心感があります。

肌が敏感になってしまった方でも、きちんと「うるおいを育てられる」処方になっているのも魅力です。

「アルティモイスト」は、インナードライ肌に寄り添うスキンケアライン

アルティモイストラインの特徴は、

  • ヒト型セラミド5種類配合(セラミドEOP、NG、NP、AG、AP)
    → 肌バリアを強化し、うるおいを逃がさない
  • ナイアシンアミド配合
    → ハリとツヤをサポート
  • 7つの無添加処方(石油系界面活性剤・鉱物油・シリコン・着色料・合成香料・パラベン・アルコール不使用)
    → 敏感肌にもやさしい低刺激処方

セット内容は、洗顔からクリームまで試せる充実な内容になっています。

セット内容

1.モイストアミノフォーム 20g(洗顔フォーム)
2.アルティモイストローション 30ml(保湿化粧水)
3.アルティモイストセラム 20ml(保湿美容液)
4.アルティモイストクリーム 5g(保湿クリーム)
5.泡立てネット

ユーザーの口コミ・体験談

ここで、実際に使った人のレビューをご紹介します。

保湿力がとてもよく、敏感肌でも心地よいです。こちらはリピートしております。
洗顔も刺激なく使うことができました。

引用:ETVOS公式サイト 「アルティモイスト トライアルキット」レビューより

肌が柔らかくなります。肌がワントーン明るくなるのが、実感できます。

引用:ETVOS公式サイト 「アルティモイスト トライアルキット」レビューより

肌がゆらぎ悩んでいましたが、こちらを使用した辺りから肌が落ち着きました。肌の内側からしっかり保湿されている感じがします。

引用:ETVOS公式サイト 「アルティモイスト トライアルキット」レビューより

肌の変化を実感している声が多く見られる一方で、「香りが苦手」という意見も一部ありました。

とはいえ、「敏感肌にも優しく、しっとり感が続く」という声が多く、全体として満足度の高いアイテムだと言えそうです。

まとめ:乳液は大切!ヒト型セラミドでうるおう肌に変わろう

インナードライ肌にとって大切なことは、

  • 化粧水をたっぷり入れるだけではなく
  • 入れたうるおいを乳液でしっかり閉じ込めること

そのうえで大切なことが、

  • ヒト型セラミドでスキンケアをする
  • セラミドを減らさないように、摩擦や洗いすぎなどNGケアを避ける

この2つを意識するだけで、肌は少しずつ「うるおいを守る力」を取り戻します。

ヒト型セラミドで内側を満たして、乳液で正しくフタをする。

それが、「ベタつくのに乾く肌」から抜け出すシンプルな近道です。

今日から、うるおいを「入れる」だけでなく「守る」ケアを始めてみましょう。

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